有名なタミフルが発売されて以来、インフルエンザの初期(発熱してから48時間以内)に治療を開始すれば、インフルエンザの症状をずっと軽く抑えることができるようになっています。
ただし、投与にはインフルエンザの確実な診断が必要とされるため、インフルエンザ迅速検査で偽陰性とならないように、発熱が始まってから半日(12時間程度)経過してからの受診をお勧めします。
当院では、特に症状の強い方には、注射によるインフルエンザ特効薬の投与を積極的に行っています。
経口や吸入のお薬では、5日間の服薬が必要なのですが、注射は一回投与するだけで、それと同等の効果があり、血中のウイルスの消失が速まるため、速やかな症状消失が期待できます。
2012年01月22日
インフルエンザの特効薬
posted by shirokuma at 11:54| Comment(0)
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