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2013年05月28日

愛する人を救うため~脳卒中になったとき~

愛する人を救うため~脳卒中になったとき~

Hisaya Oyama先生からの、「脳卒中週間」のメッセージを転記します。

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 5月最後の1週間(5/24〜5/31)を日本脳卒中協会が「脳卒中週間」と定めているのをご存じであろうか。脳卒中は冬に発症しやすいイメージがあるがなぜこの時期であるのか。

 そもそも脳卒中とは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の総称である。患者の割合は脳梗塞が約7割、脳出血が約2割、くも膜下出血が約1割となっており、大部分を脳梗塞が占めている。
 脳出血やくも膜下出血は、寒さで血圧が高くなる冬に起こりやすいことはよく知られているが、厚生労働省研究班の調査によると、脳梗塞については夏(6〜8月)に発症することが一番多いことがわかった。そこで、夏が来る前に注意喚起をするべく、5月の最後の1週間を脳卒中週間となった。

 脳梗塞症状の動画URLは最後に掲載している。

 まず冬の脳梗塞に関する話をすると、危険なのが入浴中である。寒い脱衣所にいると血管が収縮して血圧が上昇→熱いお風呂に入ると血管が拡張して血圧が低下→入浴後また体が冷え血圧が上昇。
 持病に高血圧や心臓病を持っている人は、血圧の上がり下がりが著しいため脳の虚血症状、すなわち脳梗塞を発症しやすい。入浴中に脳梗塞を発症すると、意識を失いそのまま溺水死する場合が毎年必ずある。
 入浴前は浴室を暖房で暖める、もし古い家などで浴室に暖房施設がなければ、シャワーを使って空気を温めながら、お湯を貯めることをお勧めする。更に半身浴は、体が急に温まりにくいし冷えにくいので、こちらもお勧めしたい。

 統計的に一番少ないシーズンは春であるが、長嶋さんは2004/3/4に脳梗塞を発症している。長嶋さんは持病に心房細動という血栓ができやすい不整脈があった。

 一方、夏の脳梗塞は、原因である血栓が脱水状態になると脳梗塞が発症しやすくなる。夏は発汗などにより、体の水分が失われがちである(すなわち血液がドロドロの状態)。そのため、これからの時期はこまめに水分をとることを心掛け、特に水分が失われやすい睡眠時のリスクを減らすために、就寝前にコップ1杯の水を飲むことをお勧めしたい。

 尚、脳梗塞発症者で約6割の患者が内服薬を自己中断するそうです。家族を悲しませないためにも、面倒でも薬にお付き合いください。

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ただ単に頭が痛いとか、立ちくらみがするというものとは違います。
こうした神経の働きが明らかに欠落した状態となっている時には、時間との勝負になります。
血管の障害に伴う脳の壊死が起きてしまうと、その障害が固定化するばかりではなく、処置が遅れると障害の範囲も拡大していくからです。
一度脳梗塞を発症された方は、「自分の脳の血管に問題がある状態」であるという認識を強くお持ちください。
何の症状の変化もないのに、只々薬を飲み続けるのは苦痛であり、薬の種類によっては、食べ物にも制限があったりするのを厭う気持ちはよくわかるのですが、それを守ることが脳卒中再発の防止につながることなのです。
事実、薬を中止した直後に脳卒中が再発するとは限らないのですが、薬を中断された方の多くが、脳卒中を再発され後悔する羽目に陥っているのです。
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posted by shirokuma at 17:49| Comment(0) | FB覚書
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