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2013年08月24日

「食の正論」で家庭は崩壊〜超現実的食育のススメ

「食の正論」で家庭は崩壊〜超現実的食育のススメ

どういった分野においても、現実に即さない「正論」を振りかざし、破綻を招いているケースを見かけます。

文中にもある、核家族化の進行に伴う、食と調理の知識と技術の伝承の途絶、少人数になればなるほど非効率となる、食材の整え方と調理にかけられる手間と時間。
こうした方がよりいいのは分かって居るけれども、それを無理に実行することで生活自体が成り立たなくなるジレンマ。
根本的な解決に導く一つの方策としては、社会制度として大家族回帰への潮流を作ることなのですが、それが明日・明後日に出来るわけではなく、現実どうして行ったらいいか?という話になります。

いつも言っていることですが、「ねばならない」でくくらないでください。
出来る事を出来る分ずつでいいのです。たまの手抜きも、もちろん結構。肝心なのは、持続できる努力を続けることなのです。
今の日本の食事事情で、加工食品を完全に排除することも、有害な添加物が一切含まれない食材をそろえ続けることも、毎食毎食、過不足のない完全な栄養バランスの食事を提供し続けることも、はっきり言って不可能なのですから…
不可能を可能とするために頑張った結果、食事を提供する人自身が倒れたのでは、元も子もなくなってしまいます。
こうしたほうが良いね、という方向性をしっかり見つめながら、少しずつ実現に向けた努力があればいいのです。

文末にあるように、出来合いを組み合わせたものでもいい、ほんの少しでいいので手をかけて、一緒に笑いながら食事をととる。
食事という行為が、ただ単に栄養補給というのみではなく、色々な意味で大事なものだと感じられるようにしていく、その意識を持つだけでも大きな意義があるものだと思います。

生き物はバランスで成り立っています。
精製された食べ物は、効率よく栄養を吸収できてしまう分、簡単に特定の栄養の過剰状態を作り出してしまいます。だから「安易な使用は危険だよ」、ということ自体はその通りなのですが、それを理解したうえで適正に使えているならば問題ないのです。
(その「適正に」を守るのが難しいという話もまたあるのですが…)
タグ:FB覚書
posted by shirokuma at 17:33| Comment(0) | FB覚書
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