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2013年08月12日

その「トクホ」は何のため? 

「怪しい」健康食品がますます増える?
消費者保護と逆行する機能表示広告の緩和


スーパーの陳列棚を見ると、氾濫するかのようにあふれる「トクホ」と「機能性食品」の表示。
そうした表示を見ると、「表示がつかない物より表示があるものを選んだ方が体に良い事がありそう」と、漠然と思っていたりしませんか?あなたは、何を目的としてその「トクホ」と「機能性食品」を選んだのですか?
確かに、それらの表示の認可を受けるために、特定の栄養の吸収を遅らせたり、代謝を刺激してエネルギーを消費しやすくさせたり、ビタミンなどの特定の栄養素を強化してあったり、なんらかの「おまけ」がついています。でも、その「おまけ」あなたにとって本当に必要なものですか?某グリコの「おまけ」と同様に、「おまけ」目当てで余計な買い物になっていませんか?「おまけ」に目がくらんで、摂取しなくていいものまで摂取してしまうことになっていませんか?
基本、「過食」があるから「カロリー抑制」の文字に反応してしまう、「栄養が偏っている」自覚があるから「栄養強化」の文字にひきつけられる。そうした後ろめたさに付け込まれていませんか??
今の日本の食品事情で、農薬や添加物などの食の安全という話もあるのですが、基本的に摂取したくても摂取出来ない特殊な栄養素ってあり得ると思いますか?単に、そうした食品をあえて選んでいないだけではないですか?手軽に食べやすい物だけを選んだ結果、食事の内容に大きな偏りが生じていませんか?
祖父母から厳しくしつけられた「せっかく出された食事、残すなんてもったいない!」、確かにその通りです。ただし、それは日常の摂取カロリーが必要量を満たせなかったかつての食事事情においての話であり、簡単に飽食してしまえる現代においては、「後からカロリー制限しなければ成らなくなる程、食べ過ぎするなんてもったいない!」という話に変わっているということに気付いてください。
食べたいものは食べていいんです。どんな栄養素でも体にとっては必要なものなのだから、万遍なくなんでも食べてください。ただし、食べ過ぎない事!
身体に良い栄養素、良質のたんぱく質に、各種ビタミン&ミネラル、アンチエイジングを狙える抗酸化物質、積極的に取り入れることは良い事です。ただし、それ自体がどんなに体に良い事でも、天秤の棒をゆがめるほどバランスを崩してしまったのでは、本末転倒となります。
それに、何かの栄養を強化しようと思った時、美味しい旬の天然食品からとるのと、そうした栄養強化食品からとる事を比べた時、手間に関しては天然食品の方がかかるかもしれませんが、価格的には、むしろ天然食品に手を加えたほうがお得だったりしませんか?
なんといってもまず最初に、普段の食事で適正カロリーと栄養のバランスを意識することが王道にあって、どうしても補正が必要な時に、明確な目的意識を持って、「トクホ」とか「機能性食品」の表示が付いたものを選ぶように心がけましょう。
(私的にはほとんど必要ないものと思っているのですが…)
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posted by shirokuma at 16:23| Comment(0) | FB覚書

実はスゴイ!大人のラジオ体操

実はスゴイ!大人のラジオ体操

ラジオ体操って、実はとってもすごいんです。
無理のない運動強度で、骨に沿って姿勢を支える「インナーマッスル」を鍛えることが出来、正しい姿勢を保ちやすくしてくれます。
しかも、普段意識することのないインナーマッスルを鍛えるので、真面目に取り組めば結構顎が上がるほどの運動量があり、毎日実践することで基礎代謝量も上がってきて、ダイエット効果も十分期待できます。
そして何より、正しい姿勢を保つということは、身体が無理なく動かせるようになるため関節に対するストレスを減らし、変形に伴う関節痛を予防して元気に活動できる年齢を押し上げる効果が期待できるんです。
分かって居ると思っていたラジオ体操の本当の実力、確かめてみませんか?
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posted by shirokuma at 16:19| Comment(0) | FB覚書

多くの人がお悩みの「便秘」について。

多くの人がお悩みの「便秘」について。

理論派の救急医Hisaya Oyama 先生のレポートです。

今回は、日常診療でも多く見かける便秘についてのレポートです。
このまま教科書に乗せたいほどの見事なまとめとなっています。
自分の便秘が、どのタイプかを見極めて、正しい対応を心がけましょう。

また、便秘のタイプに関わらず、習慣性の便秘でお悩みの方には、一般的に以下のような生活習慣を取り入れていただくようにお勧めしています。
1)お腹を冷やさない様に腹巻を愛用すること
2)一日何回でも体を横にするたびに、あおむけになってお臍の上の手を当てて、大腸の流れにそって「のノ字」を書くようにお腹をマッサージすること
3)朝の大蠕動を利用するため、目覚めたらコップ一杯の冷水を飲んで10から15分後、お腹がゴロッと言ったら便が出そうでも出なさそうでも、とにかく10分ほどトイレに座る習慣をつける
(この時に、あるならウオッシュレットで肛門に強めに水を掛けながら座っていると、浣腸効果も期待できます。)

そして、便秘と関連した怖い病気として、腸閉塞と虚血性大腸炎があります。
腸閉塞は、腸の蠕動リズムの乱れや腸管の麻痺が原因となって、腸の内容が大腸に送り出せなくなることで発症し、手術などに伴う癒着などがあると起きやすくなります。
虚血性大腸炎と言うのは、腸管を栄養している血管の一部に詰まりが起きて腸の粘膜が壊死することで発症します。脳梗塞や心筋梗塞と基本同じなのですが、幸いなことの腸管は何本もの血管が入り込んでいるのものなので、血管が一本詰まっても腸全体が壊死を起こすところまでは行かず、粘膜が再生してくるまでの二週間ほど、絶食安静を保つことで回復します。
一見、全く別物に想えるこの二つの腸の障害は、ほぼ同様の生活習慣で誘発されます。
まず一つ目は、蓄積した疲労と食事時間や食事の量に影響を及ぼす生活の乱れ。
二つ目が、お腹の冷え。
そして三つ目が、水分不足(脱水状態)です。
この三つ事は、全て腸管の血流を抑制するように働きます。なので、当然の事ながら腸管の運動低下が起こり、血液がドロドロになることで詰まりも起こりやすくなるのです。

と言うことは、この怖い病気の発生を予防するためには、その逆をするように心がければいいと言うことになります。
疲れをため込まないように、こまめな休息を心掛ける。
暴飲暴食、食事抜きなどの不規則を避け、腹も身の内と労りながら安定したバランスの良い食事を心がける。
暑いからと言って、冷たい食べ物を集中的に食べたり、お腹に掛け物もせずに眠ったりしないこと。
定期的に温かい物を取ったり、腹巻きを愛用したり、ゆっくり半身浴でお臍から下を暖めるのも良いです。
最後に、十分な水分補給を意識的にすることとなります。
(汗を多くかくこの時期には、体重20キロにつき、約一リッターを目指しましょう。)
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posted by shirokuma at 16:14| Comment(0) | FB覚書